人間形成・教育 部門

 「世界市民」は現代社会に特有の問題系ではなく、古くは古代ギリシアの哲学者ディオゲネスや、近代哲学の祖カントなど、さまざまな哲学者によって検討され、提唱されてきた概念です。世界市民主義やそれを取り入れた「世界市民教育」は、急速なグローバル化や科学技術・情報化の進展に伴い生じている現代社会の問題群に、新たな視角から応答しうる概念・方法として注目を集めています。

哲学・人間学、そして教育学やポスト・ヒューマニズムといった関連諸領域から「世界市民教育」を問い直すことは、「世界市民教育」を単なるスローガンや一手段として矮小化することなく、これからの多様で先の見通せない世界における人間形成を問い直すことにつなげる重要な試みとなります。このような観点から、本部門は「世界市民」という概念そのものに迫り、今後の社会における人間形成・教育のあり方を構想することを目指します。

お知らせ

京都大学にて世界市民教育プロジェクトに所属する大学院生の研究報告会を開催しました(2026年2月27日)
立命館大学国際平和ミュージアムを訪問し、君島東彦 特命教授による講演会「平和教育を再構築する――関係性としての平和」を開催しました(2026年1月20日)
System Beings LabのDerek Gladwin博士・Naoko Ellis博士と意見交換を行いました(2025年11月11日)
京都大学アカデミックデイ2025に世界市民教育プロジェクトのブースを出展しました(2025年9月27日)
京都大学アカデミックデイ2025における世界市民教育プロジェクトのポスター(2025年9月27日)

連絡先

world.citizenship.edu [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
※メールの送信の際は、[at]を@に変換してください。