
2026年3月21日(土)、東京大学にて終日開催されたシンポジウム「心理学に基づく実践知の創出―教授法の設計・実践から学習支援ツールの開発まで」において、マナロ・エマニュエル教授が発表を行いました。本シンポジウムは、東京大学大学院教育学研究科の植阪友理准教授により企画・運営され、教育研究者、学校教員、教材開発に携わる関係者、教育学を学ぶ学部生・大学院生など、約50名が参加しました。
シンポジウムは、(1) 学習成果の向上を目指した教授法の設計と実践、(2) 英語スピーキング力の向上、(3) 教員・学習者を支援するツールの開発、という三つの部で構成され、それぞれの部で3件ずつの発表が行われました。
マナロ教授は、第2部「英語スピーキング力の向上」において、「EFL教室における英語スピーキング力向上のための実践的方法」と題して発表を行いました。発表では、EFL(外国語としての英語)環境において英語のスピーキング力を育成する際の主要な課題について整理するとともに、共同研究者とともに中学校・高等学校の授業の中で開発・試行してきたアプローチが紹介されました。
このアプローチは、教室の担当教員との緊密な連携のもとで進められるものであり、情報をたずねる、情報を共有する、手順を説明するといった日常的な発話場面において、生徒が構造化された応答の仕方を身につけられるよう支援することを目的としています。また、ルーブリックを活用しながら、発話の練習、評価、改善を具体的な手順に基づいて行う点にも特徴があります。
これまでの実践では、生徒の英語によるインタラクティブなスピーキング能力において、有望な改善がみられていることが報告されました。

